Football Quest University

テクニック、戦術、フィジカルコンディショニング、GK論、ゲーム分析、心理学、栄養学、コミュニケーションスキル、クラブ経営、メディカル、脳科学など多角的な視点でFootballをQuestする講座を提供します。

講義#1 『エコロジカル・アプローチと制約主導アプローチ入門』

講師 植田 文也氏

- 早稲田大学スポーツ科学研究科博士号取得

- ポルト大学スポーツ科学部修士課程-ハイパフォーマンスコーチング学科

- 研究領域

ゲーム分析、コーチング、運動・制御学習理論、非線形運動制御・学習理論、及びそれらに影響を受けたサッカーコーチングメソッド(制約主導アプロー チ、戦術的ピリオダイゼーション理論、構造化トレーニング)


内容

全10回 → 全8回(1回 60分+アディショナルタイム)

第1回「エコロジカル・アプローチと制約主導アプローチの概要」

第2回「制約主導アプローチのプリンシプル1:制約とその操作とは何か?」

第3回「制約主導アプローチのプリンシプル2:バリアビリティとは何か?」

第4回「制約主導アプローチのプリンシプル2:バリアビリティとは何か?その2 +バリアビリティの学問:ディファレンシャルラーニング+なぜ人間を非線形システムと見做すのか?」

第5回「制約としてのゲームモデル」

第6回「エコロジカルアプローチとアスレチックスキルズモデルのタレント開発」

第7回「制約主導アプローチのプリンシプルまとめ」

第8回「スモールサイドゲームの開発と評価」


※講座に参加された方には後日、アーカイブ動画をお送りします。

※当日参加出来なかった方もアーカイブ動画をご購入いただけます。

※単発での受講も可能ですが、第1回から順を追っていくことをお勧めします。


概要

生態心理学と動的システム理論の発展に伴い、個人のスキル習得やチームの戦術学習のパラダイムは「言語的なコーチングによる直接指導」から「環境的設計による探索誘導へ」

また、優れたアスリート観も「動作解を蓄積した選手」から「動作解を導出できる選手」へと変化しつつある。

「そもそも運動をするとは何なのか?」という根本的な疑問から「コーチはどのような学習環境をデザインするべきなのか?」という指導上のプリンシプルまで

また

「必要な言語化とは何か?」「ゲームモデルと原理原則とはどうあるべきか?」「プレーの自動化とは何か?」「認知-判断-実行の意味するところは?」「本当に一貫教育がいいのか?」「要素還元は悪なのか?」

「同じ運動を繰り返せない我々人間の性能をどう評価するか?」という実践的なトピックまでエコロジカル・ダイナミクスが与えてくれる深い洞察を可能な限り紹介し、体育・スポーツ指導に関わる教員・指導者のより良い実践の一助になることを目指します。


受講料

講義参加+後日動画配信 1,000円/回 動画受講 500円/回

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講義#2 『構造化トレーニング』

講師 酒本 勝太氏

学歴

日本体育大学

バルセロナ大学大学院INEFC修士課程修了 (修士号)

日本体育大学大学院博士過程修了 (博士号)

競技歴

ジェフユナイテッド市原・千葉 ユース (2004-2006)

CA ベルグラーノ・コルドバ(アルゼンチン)(2006-2009)

日本体育大学 (2010-2014)

指導歴

ジェフユナイテッド市原・千葉 エリートプログラム(2017-2019 コーチ)

ヴィッセル神戸 アカデミー (2019-2020 総監督 通訳)

ジェフユナイテッド市原・千葉 アカデミー(2020- 2022 コーチ兼メソッド)

ベルガロッソ浜田 (2023- 現在)


内容

全3回予定(1回 60分+アディショナルタイム)

第1回「構造化トレーニングとは?」

第2回「構造化トレーニングの使い方」

第3回「実践ディスカッション」


※講座に参加された方には後日、アーカイブ動画をお送りします。

※当日参加出来なかった方もアーカイブ動画をご購入いただけます。

※単発での受講も可能ですが、第1回から順を追っていくことをお勧めします。


概要

FCバルセロナでパコ・セイルーロが導入したこのトレーニング理論を3回に分けて学んでいきます。

バルセロナ大学大学院で学ばれた酒本氏に講師を担当していただきます。


受講料

講義参加+後日動画配信 1,000円/回 動画受講 500円/回

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講義#3 『プレーモデルコーチング』

講師 濱吉 正則氏

講師紹介

UEFA PRO COACHING DIPLOMA(UEFAプロ コーチングライセンス)保持者

1995-99年にスロベニアへコーチ留学。

リュブリアナ大学体育学部在籍中、スロベニア代表に帯同しながら、NK JEZICA、NK DOMZALE、HIT GORICAなどでU10やU18などで下部組織の監督を務める。

帰国後、柏レイソルU-18監督、名古屋グランパスU15監督、名古屋グランパス、徳島ヴォルティス、ギラヴァンツ北九州などでトップチームコーチやスカウトを務める。

2016年にSVホルン(オーストリア)の監督に就任すると、 3部リーグ優勝、2部リーグ昇格を果たし、欧州のプロクラブを率いた初めての日本人として注目される。

著書:プレーモデルの教科書


内容

全5回予定(1回 60分+アディショナルタイム)

第1回「プレーモデルがなぜ必要なのか?プレーモデルとは?」

第2回「プレーモデルの作り方・構築方法①」

第3回「プレーモデルの作り方・構築方法②」

第4回「プレーモデルに従ったトレーニングメソッドと実例」

第5回「プレーモデルに従ったヨーロッパプロクラブ・トレーニング事例」


※講座に参加された方には後日、アーカイブ動画をお送りします。

※当日参加出来なかった方もアーカイブ動画をご購入いただけます。

※単発での受講も可能ですが、第1回から順を追っていくことをお勧めします。


概要

日本でもよく聞かれるようになった「プレーモデル」という言葉ですが

なぜ必要なのか?

どうやって作っていけば良いのか?

現場での運用方法は?

ヨーロッパではどんな形で導入している?

「プレーモデルの教科書」を書かれている濱吉さんを講師にお招きして、体系的に講義していただきます。


受講料

講義参加+後日動画配信 2,000円/回 動画受講 1,500円/回

⏬以前濱吉さんがご出演いただいたトークの動画はこちら

講義#4 『フットサルから学ぶ個人/グループ戦術』

講師 冨成 弘之氏

指導歴

2002-2005 国分寺高校サッカー部 コーチ

2003- 東急Sレイエスフットボールスクール コーチ

2014-2017 小金井ジュール 選手兼監督


2017-2021 フウガドールすみだバッファローズ 監督

2019- 東急SレイエスFC フットサルU-15 / U-18 監督

2021- バルドラール浦安セグンド 監督


概要

サッカーと似て非なるスポーツであるフットサル。
ブラジルでは幼少期にほとんどの選手がフットサルをプレーしているというのもよく耳にする話かと思います。

サッカーと比較するとコートは約1/9、人数は約1/2とより制限された時間とスペースの中でプレーするフットサルでは、どのように時間とスペースを創出するかというのがとても重要で、より再現性が高く整理されている印象です。

冨成さんにはフットサルから個人/グループ戦術の考え方を講義していただきます。


内容/スケジュール

全2回(1回 60分+アディショナルタイム)

第1回「フットサルから学ぶ個人/グループ戦術 攻撃」  5/22(月)21:30-22:30

第2回「フットサルから学ぶ個人/グループ戦術 守備」  6/19(月)21:30-22:30


受講料

講義参加+後日動画配信 1,000円/回

⏬以前冨成さんがご出演いただいたトークの動画はこちら

講義#5 『栄養学からみるフットボール』

講師 岡田 竜一氏

幼少期からサッカーを始め、高校時代は神奈川県大会・関東プリンスリーグで優勝を経験。怪我で大学サッカーを退いた後は、指導者として母校をインターハイ出場に導く。現在は成長期のアスリートからオリンピック選手・プロスポーツ選手に対して詳細な血液検査データをもとに医師・薬剤師と連携してパーソナル栄養コーチングや栄養セミナーを担当している。その他、福島での復興イベントの企画運営や子育てママ向けの栄養相談、ネパールでのスポーツと食を通じた人材育成活動など活動の場は多岐に渡る。


概要

もはやフットボールの選手に栄養が必須なのはいうまでもないくらい浸透してきましたが、これまでの栄養の考え方というのはどれだけ食卓を揃えて、どれだけ食べたか?というのが主流の考え方かと思います。
もちろんそれも大事な一方、どのくらいその選手の身体の中に消化吸収されているのか?という視点も大切になってきます。
また必要な栄養素というのは個体差が大きく、場合によっては30倍も違うこともあるそうです。ある選手には1gで十分だが、ある選手には30g必要。といった具合に。

そんなフットボールに欠かせない栄養のお話を岡田さんに講義していただきます。


内容/スケジュール

「成長期の身体で何が起きているのか?」  6/26(月)11:00-12:00


受講料

講義参加+後日動画配信 1,000円/回

⏬以前岡田さんがご出演いただいたトークの動画はこちら